
001
第001話 霧の始まり
第1章 霧の序章
物語の舞台である霧原町の異常な霧と、主人公こよいが板塀の老人から鈴の欠けた巾着を渡される「集め手」としての運命の始まりを描く導入話。
物語の流れ
1
導入
霧に包まれた朝、こよいが夜の声の余韻を聞く
導入
霧に包まれた朝、こよいが夜の声の余韻を聞く
2
展開
朝餉のあと学校へ、昼前に授業が打ち切られる
展開
朝餉のあと学校へ、昼前に授業が打ち切られる
3
転換
帰路で足が駅へ向き、清蔵と短い会話
転換
帰路で足が駅へ向き、清蔵と短い会話
4
核心
板塀の空き地で霧より濃い老人と出会い、巾着を受け取る
核心
板塀の空き地で霧より濃い老人と出会い、巾着を受け取る
5
結果
老人は霧そのものとなって溶け、杖が北を指す
結果
老人は霧そのものとなって溶け、杖が北を指す
6
次話への引力
名付けようのない何かの気配に追われ、こよいが走り出す
次話への引力
名付けようのない何かの気配に追われ、こよいが走り出す
シーン別あらすじ
Scene 1
霧が言葉を奪う朝、こよいは布団の中で夜の声の余韻に怯えながら目を覚ます。
Scene 2
母とのいつもの朝餉と霧の中の通学路。道標の「霧」だけが濃く滲んでいる。
Scene 3
昼前に授業が打ち切られ、こよいの足は無意識に駅へ向かう。
Scene 4
板塀の空き地で霧より濃い老人と出会い、鈴の欠けた巾着を渡される。
Scene 5
老人は霧に溶けて消え、杖が北を指す中、こよいは背後の気配に追われて走り出す。
感情の流れ
主人公
漠然とした不安 → 通学路の違和感 → 老人への畏れ → 名状しがたい恐怖
読者
不穏な引き込まれ → 世界観への興味 → 老人の正体への好奇 → 緊張と期待