
世界観
霧と境界に包まれた、名が揺れる世界


霧原駅
霧原町の小さな駅。濃霧の朝、こよいは切符売りの清蔵と言葉を交わし、板塀の先にいる老人のもとへ向かう。





こよいの家(外観)
こよいと母が暮らす霧原町の家。玄関を出ると、道標や屋根の輪郭まで濃い霧に削られている。






こよいの家(室内)
母の包丁の音と味噌の匂いが満ちる木造の室内。霞んだ窓の外とは対照的に、毎日の暮らしの温度が残る。




境の里・通り
第一境界を越えた先にある里の通り。ここの人々は集め手の役目を知り、観測者に追われたこよいを受け入れる。






境の里・全景
丘から見渡す境の里。神を置く祭壇と、旅人を支える家々が霧の中に続いている。



祠
森や道の先に現れる小さな祠。消えかけた神を拾う場所でも、巾着の神々を戻す場所でもある。






峠の茶屋(外観)
雨の峠道でこよいとあさひが立ち寄る古い茶屋。濡れた旅装を乾かし、次の道に備える短い休息の場所。




峠の茶屋(店内)
囲炉裏の火と湯気が、泥と雨に冷えた旅人の体を戻す店内。外の異変から一時だけ離れられる。





霧の列車(外観)
霧の中の駅と駅を繋ぐ列車。線路は地下や固定領域へも続き、物語の終盤まで三人と一匹の旅を運ぶ。





霧の列車(車内)
木の座席と窓が続く霧列車の車内。久遠は目録を開き、あさひは剣を備え、おたまは三人の間を自由に歩く。






水路
霧原町でこよいが水の声を聞き、水路の底に沈む神を拾う場所。神を巾着へ迎えるたび、水は本来の流れを取り戻す。




霧の風景
道標や家、人の輪郭まで削り取る白い霧。音を吸い、距離と境界を曖昧にする、物語の出発点と終盤を繋ぐ風景。


