登場人物
名を集める旅の仲間たち

主要登場人物

こよい
主人公
霧原町で育った九歳の少年。消えかけた神々の声を聞き、鈴の欠けた巾着に拾って然るべき場所へ届ける「集め手」として旅をする。

鈴音
名の芯を拾う少女
消された名前の芯を泥の底から拾い続ける少女。話すほど自身の輪郭が削られてしまうため、言葉は短い。

あさひ
剣を背負う旅の仲間
布に包んだ剣を背負う少年。ぶっきらぼうだが他者を守る意志が強く、観測者に追われるこよいの旅を支える。

久遠
義眼の分析役
左目に蒼い硬子の義眼を持つ少年。観測者の技術と神々の状態を読み解き、未来を先に決めない記録を目録に残す。

こよいの母
母親
こよいと霧原町で暮らす母。濃い霧の朝もいつもどおり朝食と弁当を整え、息子の無事を願い続ける。

しおり
記録者
分厚い帳面を携え、消えていくものを見て、書いて、伝える女性。こよいに「届けるまでが集め手の仕事」と教える。

神々の顕現
旅の中でこよいが出会う、さまざまな姿の神々

祠の神

水路の神

泣く神

眠る神

拾われる神

選ばれる神

迷い路さま

見守りさま

置き石さま

灯りずれさま

影返しさま

霧こぼれさま

縫い目さま

逆さ鈴さま

書き残しさま

ほどけさま

境目さま

揃えさま

観測さま

名滑りさま

印さま

起き声さま

余白さま

閉じ風さま

道返しさま

灯り落ちさま

影薄さま

揺れ残りさま

ほころびさま

逆ろさま

たゆみさま

泊まりさま

旅の中で出会う人々

長
境の里の長

案内人
置き場所へ導く若者

伊佐夫先生
霧原町の教師

澪
朱い紙包みを持つ少女

朴也
霧列車の車掌

清蔵
霧原駅の切符売り