GATHER
拾う
こよいは消えかけた神々の声を聞き、鈴の欠けた巾着へ一柱ずつ迎え入れる。


消えかけた神々を拾い、届ける旅

霧原町で育った少年こよいは、鈴の欠けた巾着を託され、消えかけた神々を拾って然るべき場所へ届ける「集め手」として旅立つ。
霧と固定に覆われた世界で、観測者は神々の力を奪い、揺らぎを排した永遠の秩序を作ろうとする。こよいは剣を背負うあさひ、蒼い義眼の久遠、三毛猫のおたまと共に霧列車と各地の道を進む。拾うこと、運ぶこと、そして届けること。旅の果てで彼らが選ぶのは、誰かに先の物語を決められない暮らしだ。


主人公
霧原町で育った九歳の少年。鈴の欠けた巾着を携え、消えかけた神々を然るべき場所へ届ける「集め手」として旅をする。

旅の仲間
布に包んだ剣を背負う少年。ぶっきらぼうだが他者を守る意志が強く、こよいの旅を支える。

分析者
左目に蒼い硬子の義眼を持つ少年。観測者の技術と神々の状態を読み解く。

記録者
分厚い帳面を携え、消えていくものを見て、書いて、伝える女性。こよいに集め手の仕事を教える。
確定本文を貫く三つの行為
GATHER
こよいは消えかけた神々の声を聞き、鈴の欠けた巾着へ一柱ずつ迎え入れる。
RESIST
揺らぎを消し、世界を永遠の標本に変えようとする観測者に、仲間と神々の力で立ち向かう。
RETURN
集め手の仕事は拾って終わりではない。神を然るべき場所へ届け、その後の暮らしを誰かに決めさせない。